またまた、ジョージ・ソロスです。今回は彼の政治運動家の一面にフォーカスしてみたいと思います。
今回は「#248 世界三大投資家 ジョージ・ソロス」の続きになります。
アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。
莫大な資産の使い道
政治運動の始まり
ジョージ・ソロスは英国、次にアジア通貨危機で、タイ・インドネシア・韓国を対象にして買いを入れて、上げて上げて喜ばせているところで一気に売りを入れて落とすを繰り返します。ロシアに対しても、ソ連崩壊後にやります。
これらの行動でジョージ・ソロスは莫大な資金を得ますが、彼はそれを溜め込まずに政治運動に使っていきます。
まずは東欧州の民主化です。ソ連が弱ってきたところで、ポーランド、チェコ、そして祖国ハンガリーの民主化運動を助けます。これをやったのがジョージ・ソロスのオープンソサエティ財団です。
前回「#248 世界三大投資家 ジョージ・ソロス」でご紹介しました、哲学者のカール・ポパーが理論化したものをジョージ・ソロスが実現させた形になります。
彼の行動にはプラスマイナスありますが、当時東欧州の人々が共産党の悪政・独裁に苦しめられていたことは事実で、ポーランドの民主化運動「連帯」、チェコの「憲章77」のスポンサーとして、ジョージ・ソロスは貢献しています。この動きが最終的にソ連崩壊へとつながっていきます。
次に旧ソ連の国々の民主化を開始します。ジョージア、ウクライナ・・・ですね。これらの運動のスポンサーもオープンソサエティ財団です。
ここで、ジョージ・ソロスはこれら成功を重ねていくことで学んだと思われます。
「民主化は金で買える、つまり民主主義は金で動かせる」
米国大統領選への介入
ジョージ・ソロスはこれら成功体験から、このように考え始めます。
「米国の政治も金で動かせる」
自分にとって不都合な政権が誕生したら、その政権に対抗する運動に資金を投じることで政権を倒すという動きに出ます。これが、2016年トランプ政権が誕生した米国大統領選です。
トランプ大統領の共和党支持層には白人至上主義で移民排斥を望む人たちがいますが、ユダヤ人のソロスにとって移民に反対する政権(いわゆる反ユダヤ)ができては困るのです。
(ちなみに、日本では移民受け入れ反対が大多数を占める中で、日本の政党ってほとんどが移民受け入れ賛成ですけど、なぜでしょうね笑?日本の政治家が誰をみて政治をしているのかが、よくわかる事例ですね。さぁ、どの政党を支持しましょうかね?笑)
一方、民主党は移民ウェルカムであることから、ジョージ・ソロスは2016年米国大統領選はヒラリークリントンに勝ってもらいたくて、トランプ大統領を下げることを開始しますが、失敗に終わります。
そういうこともあって、トランプ政権4年間はとにかく政権叩きを継続して実施します。
最も有名なものがBLM(ブラック・ライブズ・マター)ですね。ジョージ・フロイドという黒人が警察に捕まって、「伏せろ」と言われて膝で首を抑え込まれて死亡した事件があって、黒人を救えと言って各地で暴動が起こりましたが、その暴動を起こしたのがBLM、そしてその活動の資金源がオープンソサエティ財団です。これが、トランプ政権末期で、これはトランプ大統領潰しの一環だったわけですね。
このトランプ大統領叩きは今現在でも続いていますね。日本のマスメディアではジョージ・ソロスの後押しをするニュースしか流れていませんが、トランプ大統領は現在でも来年の大統領選の共和党候補で断トツの支持率を示しています。米国の国民はわかっているのですね。
国民一人一人が本当の情報を得て考えること行動を起こすことの重要性を如実に示している事例と思います。日本ではどうでしょうかね?
国民一人一人が誰に投票するのか、当選したい政治家はそれに流されます。国民の判断が大事だってことがよくわかります。今の日本はどうでしょうかね?知らない、知ろうとしない、でいいですかね?
あと米国では司法も民主化しています。検事を選挙で選ぶので、司法もお金で買えちゃうんですよね。今ではソロスが擁立した検事が大勢いて、「ソロスチルドレン」なんて言われているみたいですよ。本人たちは恥ずかしくないんですかね?笑
米国では第二次世界大戦のルーズベルト大統領の頃から、「ほしい判決は買えばいい」という流れになっているみたいですね。真面目な人ほど馬鹿を見る世界になっています。こんな状況、どこかの中国と変わりません。
ロシアのウクライナ侵攻
現在進行形で、ロシアのウクライナ侵攻にも当然ジョージ・ソロスは関与しています。ウクライナに資金提供しています。「プーチンを倒さない限り、もう平和は来ない」と言っています。
ロシアのウクライナ侵攻当時、ロシアのルーブルが急落して、その後で急騰しています。もうね、戦争って支配者のお金の稼ぎ時、小金持ちからのお金の回収の場なんですね。それはね、世界の悪の権化と言われても仕方がないですよ。
中国・習近平に対しても最初は好意的でしたが力を持ち始めたら叩き始めています。
政治運動家ジョージ・ソロスの論評
ここで、ソロスとキッシンジャーを比較しています。キッシンジャーは裏の米国大統領と言われている男で、また後日特集したいと思っています。
キッシンジャーは国際的談合主義で米国と話ができる国であれば、人権抑圧していようが関係がなくて、バランスオブパワーでうまくやっていこう、なのですが、ソロスはそこに善悪が入ってきて、オープンソサエティ財団が絶対的な善で、プーチンや習近平などのクローズソサエティは倒せ、となります。
この考え方ですと、妥協の腺がないので世界中で紛争が終わらないことになります。プーチンとキッシンジャーは妥協できますが、プーチンとソロスは妥協できません。
原理主義になると落としどころを持てなくなるので、政治をするのであればどこかで妥協する、落としどころを作るというのは大事なことですね。
こちらの正義があれば、あちらの正義がある。正義は一つではなくて複数あるのですね。
ジョージ・ソロスは最初の理念は全体主義反対だったはずなのですが、その後民主主義をお金で買うようになってから彼が実施していることは、全体主義そのものなのですよね。今、自分がやっていることを恩師カール・ポパーに説明できるでしょうか?
日本とジョージ・ソロス
日本にもしっかりオープンソサエティ財団の資金が入ってきています。特に日本の左翼系NPO法人の方ですね。「地球のために・・・」「人権・・・」「国際貢献・・・」とか言っているのをよく見ませんか?笑 こんな活動に誰がお金出すんだろう??って思っていましたが、そうですオープンソサエティ財団です。
左翼系ってなぜか資金が潤沢で、保守系ほど活動資金難になっていますよね。本当の政治信条としてというよりも、お金を得やすいということで左翼をしているのでは?と感じる方々ばかりです。お金の使い方、補助金の取得の考え方など、モラルがないと感じますよ。
お金を得ることのモラルがなくなっているので、公金をチューチューできるシステムを作って合法的にお金を得ることもやっていますよね。保守系であれば、一気に支持者から見放されますが、左翼系であれば、そんなの関係ねぇ~、だって私たちにはソロスおじいちゃんが味方してくれているもの!なんでしょうね。
これらの動きも次第に炙りだされてきていますね。「栄枯盛衰」です。こんなふざけた状態は早く終わらせたいですね♪
今日のTwitter(あやリる)
もうコスプレイヤーさん、みんなかわいくて大好き💗
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