#235 親子喧嘩が起こるカラクリ

職場の人間関係や親子関係、夫婦関係などで悩んでいる方が多いですが、この点に対して、武田邦彦先生が、心理学とは異なって、科学的な見地から解析したものをご紹介してくれています。

アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。

親子喧嘩はなぜ起こるのか?

武田先生はいろいろな問題を科学的な視点から読み解いていこうとされていて、非常に理解しやすかったですね。それでは、勉強していきましょう!

人間関係の科学的側面

6億年前に多細胞生物ができて、最初は脳であるのかどうかもよくわからない感じだったのが、人間を形成する60兆個の細胞が身体の中で、うまく協力していかないといけないということで、段々と身体を制御していくようになります。

1億年ほど経過すると、細胞が集まっただけではうまくいかないので、群れを形成するようになります。

どんな肉食動物でも餓死しそうになっていても仲間は食べません。群れがだんだんと一つのまとまりになってくると、一つの生物体として生きるようになってきます。

典型的な例がイワシです。大きな魚が現れるとその魚よりも大きな魚の形にみえるように千匹ぐらいのイワシが固まって行動します。この時の個々のイワシには個々のイワシの感覚や考えで動いているのではなくて、1匹の魚の様に調和しているわけです。

これらの調和は、延髄、小脳、大脳近くの辺縁系などの伝統脳がつかさどっています。

ところが、700万年前くらいに人間の形ができましたが、脳の方はまだ猿のままでした(猿人)。

そして500万年かけて、脳や遺伝子的にも人間になります(原人)。この時に大脳がだんだんと発達してきて、生物本来の脳を覆ってくるようになって、1000ccを超えたあたりで頭を覆ってしまいました。

ここで、動物は火を見たら6億年の経験から逃げますが、人間は大脳に「火は大丈夫だよ」と下の脳を説得させるようになり、火を使うようになります

これによって、人間は焼いたものを食べられるようになって、これまでとは異なる大きな変化となります。

いろいろな動物はどんなに大集団でも仲間同志で殺しあうということは絶対にありません。それは6億年前の脳が元々持っていたことで、保つことができているわけですね。

なお、大脳皮質が発達した動物は人間だけで、過去の知見を入れた大脳皮質を作ればよかったのですが、生まれたばかりの子供はまっさらで何も入っていない状態になりました。

ここに5~25歳の間に知識を詰めていきます。その期間に接した知識・経験・いじわる・被害・病気が大脳皮質を作ることになります。

宗教から見る人間の本質

宗教はキリスト教徒の国に生まれたらキリスト教、イスラム教徒の国に生まれたらイスラム教を信じる人間になります。

これが5~25歳までその環境で育った人は絶対にその宗教が正しいと確信して生きることになります。

これが人間の一番根本に持っている具合の悪いところで、自分の考えが正しいと思っているのです。

しかし、隣の人は違う神様を信じているので、残念ながら自分の考えが他人に対しても正しいということはありません

女性はこう生きるべきだ、男性はこう生きるべきだ、子供はこうするべきだ、先生はこうあるべきだ、日本はこうあるべきだという考えは全部大脳で支配されたもので、それが一人一人違うので、他人との関係は難しいのですね。

親子喧嘩はなぜ起こるのか

当然ながら、親子でも同様に関係はありません。両親の経験・知識・性格などが子供にはいきません。

これは何を示しているかというと、両親は子供よりも約30年ほど前の環境で5~25歳の間をすごして、そこで得た知識をもとにこれが正しいと判断します。

ところが子供は親よりも30年過ぎた後の環境で5~25歳の間を過ごしますので、当然得る知識が違うわけです。ですので、「これが正しい」という内容が親と異なるわけです。

つまりこれはどうなるかというと、親が正しいと思うことは子供から見るとそれは間違っていると思うわけです。逆に子供が正しいと思っていることは親は間違っていると思うわけです。

「この状態が正しいんです。親と子供が同じ考えということはあり得ないんです。」(武田邦彦)

ところが、一番まずい状態というのが、親がしっかりしていて、人の意見に左右されるような子供だと、子供は親に説得されてしまいます。親の言うことはもっともだなぁと思ってしまうわけです。親が思う正しさを学んでしまうんですね。

「これは絶対にやっちゃいけない、親は子供を説得しては絶対にいけないんです」(武田邦彦)

親に説得された子供は自分たちの世代の世界では成功しません。なぜなら30年前の環境の正しさで現代を判断しようとするので、うまくやっていけないわけです。

周りの人間関係はうまくいきませんし、世の中の流れを理解することができません。そういう人は60歳くらいになったら、文句ばっかり言っている頑固親父になってしまいますね。

武田先生もご自分の子供の教育に活用されていたようです。

「私にアドバイスを求めてもいい。その時に忠告はするけど、それに従ってはダメだよ」と言って育ててきたそうです。

つまりですね、自分の考えが子供にも適用されると思っている親が自己主張すると親子喧嘩が起こってしまうのですね。

なるほどなぁ、と思いますね。さすが武田先生です!

えびすが生きてきて培った常識が子供たちには通じないということは理解した上で、それでどのように伝えたらいいのか?ということは常々考えて話すようにしていますが、そうであっても説得してはいけないというのは、妙に納得するところがありますね。

反抗期以降の子供に対して何かを言ってしまう親は、お菓子を目の前にすると欲しい気持ちを抑えられなくて、「買って買って」と叫ぶ子供に似ているなぁと感じます。親が子供に甘えていて、我慢ができないんですね。

これを、子を思う親の気持ちとして美談のように話されるとですね、子供の立場で考えるとちょっと違うんじゃない?とは良く感じます。

えびすが親の立場ではどうなのか?ただいま、息子が反抗期真っ盛り。これから、えびすも試されることになりますね笑♪

今日のTwitter(三丸さーや)

さーやさんとセーラ服、そして夏ってめちゃくちゃ合っていますね♪

・・・ちなみに、TwitterのXマークってどうですか? えびすはなんだかまだ馴染めない。。。

・・・えとーーー、穿いてますか??

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