えびすの自宅はちょっとした歴史のある住宅地で、まあまあ高齢者がけっこうな人数住んでいる訳です。
アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。
地区の体育委員
えびす家はその土地に子供の頃から住んでいたわけではなくて、マイホームを持つことになって移り住んできたような立ち位置で、先住民の高齢者から見たら、何年たっても新参者なわけです。
そんな中で、えびす家は地区の体育委員というものになってしまいました。
このあたりの動きはえびすは普段自宅にいませんので、えびす妻がすべて対応しています。
体育委員って何をするのか?ですが、この地区はやたらとイベントが多いみたいなんです。
年に1回の体育祭だけでなくて、毎月主に高齢者向けのゲートボール大会とかウォーキングとかボーリング大会とか何かしらやっているわけです。
体育委員になってわかりましたが、なんで毎年自治会費を年10000円も取られるんだろうって思っていましたが、そういうところで使われていたんですね!! いやーわかってよかった!! ふざけている!!
えびす妻は体育委員を決める際に、事前にこう宣言していたらしいです。
うちがもし体育委員になったら、
すべてのイベントに
この地区は一切参加しません。
対応できる時間が全くありませんので。
えびす妻、エライ!! そうなのですが、結局、くじでえびす家が体育委員に決まったらしいのです。
それで、体育委員の初回の会合で、えびす妻は宣言通り、体育委員としての活動を一切しないことを宣言してきました笑♪
その会合に行く前から、えびす妻にしては珍しく緊張していました。
えびすがサポートで出席しようか?と言っても、えびすが単身赴任でほとんど帰ってこられないということで、体育委員はできないと言っていたので、えびすを登場させるわけにはいかない、ということでした。
だから、えびすは話し合いの間、おとなしく自宅で待機していました。
なんとなく、その時はお酒は飲まないでおいた方がいいかなって思って我慢していました(この選択は後で大正解となります♪)。
えびす妻が出発して、なんと2時間も経って帰ってきました。どんだけ話をしているんだ??と。
そして、少々興奮気味に帰ってきたえびす妻、とにかく話したくて仕方がないって感じです。
そして、えびすがまだお酒を飲んでいないことを確認して、ちょっと喜んだ感じになって、二人で乾杯♪ そこからえびす妻のマシンガントークが始まります。
会合の内幕
会合冒頭でえびす妻は予定の発言をすると、なんとほとんどが賛同意見ばかりで、反論はたったの一人だけだったそうです。
もっと反対意見の人はいたように感じたらしいですが、意外にすぐに賛同意見がたくさんでてきたので、反対意見をいいにくい雰囲気になったようですね。
でも、イベントに参加はしたいと思っている高齢者はいるので、参加したい高齢者だけが参加するというような流れで落ち着いて、その窓口は体育委員ではなくて毎回有志の方が対応するということになったようです。
えびす妻の完全勝利です笑♪
それでも抵抗するおじいちゃんが一人いたそうなんです。
何もできないって
お茶出しもできないのか?
はい、できません。
だいたい、お茶出しなんて
参加者だけでやればいい
と思いますよ。
わざわざお茶出しだけで
体育委員が出ていく意味って
ないですよね??
そんなに嫌がっている人に
お茶出ししてもらって
あなたはそのイベントを
楽しめますか??
それでもお茶出しして
もらいたいですか?
そもそもこれらのイベントって
何のためにやっているんですか?
みんながここでの生活を
楽しくしたいからですよね?
一部の人が、ではなくて、みんなが!
しかもこれ、皆さんから徴収した
自治会費を使ってますよね。
うちもずっと自治会費
払ってるんですけどね。
今までこんな使われ方している
なんて、全然知らなかった!!
えびす妻、止まりません笑!!
これは、ますます反対意見は出しにくいでしょうね笑!!
毎月やっているイベントってほとんど参加者は高齢者ばかりらしいんですよ。そして、人数合わせで若い人が無理やり出さされるというような状況だったらしいのです。
えびす家はこれまで一度もそんなものに参加したことはありません。えびす家は誘われたことがないので断ったこともないんですが、声をかけられて毎回断れない人がいるってことなんでしょうね、知らないけど。
その人数合わせについても、えびす家の地区では今後一切やらないということになりました。
皆さん実は前々からそう思っていたらしくて、ほぼ賛同意見だったようです。
まぁ、そうでしょうね。昔は専業主婦もちゃんといて、そんな中でイベントをたくさんやるというのが当たり前だったのかもしれませんが、今は夫婦ともに働いている現役世代がメインですからね、休日の時間の使い方は昔とは大きく異なります。
そんな貴重な休日ですから、「お茶出し」の時間ですら取られたくありません。
まぁ、ここをコントロールされている気はするんですけどね、それは置いておいて。
時代の変化ということではなくて、基本として「みんなが幸せに暮らしていく」という根底を忘れないことが大事で、そのために特定の誰かが負担を強いられるやり方は続かないよな、と思いました。
会合の後で、えびす妻はいろいろな人から「良く言ってくれた!」「えびすさん、気持ちよかったぁ~!」「今まで言いたくても誰も言えなかったのよね」と、大勢に囲まれて大変気分が良かったそうです笑。
帰ってきた後からも、いろいろな人からその武勇伝を聞かせてくれという連絡がめちゃくちゃ入ってきていました。
えびす妻、この地域でちょっとした有名人になったようです笑♪