子供の頃に描いた夢を大人になってちゃんと叶えるって、なんてステキなんでしょうか！
アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。
夢の現実化
イーロンの進む方向
インターネットで資金を得たイーロン・マスクはエネルギーと宇宙に進んでいきます。
まずはエネルギーです。エネルギーはずっと石油・石炭・天然ガス等の化石燃料に投資をして儲けるというのがロックフェラー以来の儲け方だったのですが、「石油の時代は終わるんだ」という話が1970年代から広まり始めます。
まぁ、これが作られたものだということは「#209 世界的な巨大ビジネス」でもご紹介している通りですが、1997年に京都議定書が結ばれて、先進国では将来的にガソリン車が作れないという流れができていきます。
そこで出てくるのが電気自動車ですね。イーロン・マスクはこれに乗ったわけです。将来は電気自動車だ！と。
イーロン・マスクはテスラ社のオーナーとして有名ですが、実はテスラ社はイーロン・マスクが作った会社ではないのですね。元々あったテスラ社をイーロン・マスクが買収したのですね。ここから電気自動車の実用化を進めていきます。
今では電気自動車は環境破壊の象徴のような存在になっていますが、当時は多くの人が電気自動車が有望だと思っていたのですね。
2008年に電気で走るロードスターを作り、普通の自動車としては2017年にモデル3というのを売り出して、2017年に世界で100万台売れます。電気自動車は必ずリチウムイオン電池を使うので、電池工場をバンバン作ります。
そして、得意のAIを絡めた自動運転ということで、無人タクシーを作ります。ここから派生してロボットにも投資します。テスラ社は人型ロボットのオプティマスを作っています。もう自動車メーカーの範疇を超えていますね。
そして、電気自動車を中国に売り込みます。10億人がガソリン車から電気自動車に切り替えたら地球はクリーンになる、と思ったのでしょうか？
中国参入で問題になるのが、外資規制です。中国で展開する企業は株式の51%を中国が握って、会社は49％以下という規制ですね。ところが、トランプ政権が米中貿易戦争を始めて、もっと投資させろと迫ったので、習近平が折れて2018年に特定分野（航空機・船舶・自動車）における投資基準を撤廃します。さすがですね。これで、テスラ社は中国参入します。
ちなみに、コオロギ太郎の弟の会社の日本端子は中国に子会社を置いていますが、会社持ちが60％で中国側が40％です。コオロギ太郎は何を生贄にしたのでしょうかね？日本の政治家ってこれだから💩なんですよね。
さて、テスラ社が中国参入したメリットとして、人件費が安いということと、環境汚染をなかったことにできる、というところがあります。リチウムイオン電池に用いるリチウム、レアメタルなどの金属を掘るわけですが、新疆ウイグル自治区（東トルキスタン）あたりで、特定の民族の人権・健康を蔑ろにして得られているメリットであるわけです。
このあたりをイーロン・マスクが知らないわけがないと思うので、そこを見て見ぬふりをしているというのは解せないところですね。
ただ、テスラ社と中国共産党がズブズブかというとそうでもなくて、自動車のAI化は中国共産党は警戒しているそうですね。テスラ社はAI搭載自動車でスパイ活動をやっているのではないか？ということですね。自分たちがすでにやっているから、逆にやられるんじゃないかって思うわけですね笑
日本の自治体では中国製電気バスを運用しています。いろんな情報をどこかに送ってしまうようなものを使ってていいのでしょうかね？まさか、自衛隊に出入りしたりしていないでしょうね？？
常々このあたりの話を聞くたびに、テストで高得点取れても・・・・・って思いますよ、ホント呆れます。教育ってホント大事ですね。お花畑を作る人ばかりをそろえてもねぇ～って感じです。
あと、ハイパーループ構想です。チューブ内部を減圧させると高速で列車が走ることができるという宇宙戦艦ヤマトの世界ですね。理論的には時速1000km/hを超えるらしいです。
大都市の地下にチューブを張り巡らせて新しい地下輸送システムを作るとか、垂直に離発着できるジェット機の開発、端末を脳に埋め込むニューラリンクで電気信号で身体を動かすという人体とコンピューターの一体化、ということもやっています。ホント色々やっていますね！！
そして、イーロン・マスクついに宇宙にでます！！
イーロンの宇宙構想
宇宙開発会社スペースXを立ち上げ、最初は国際宇宙ステーションに無人の貨物を運ぶロボットを作りました。
ロケットは使い捨てになっているので、これがもったいないということで地上に垂直に離陸させてまた使うということをやります。ファルコンというロケットで、2015年に成功させているのですね！
次に無人→有人に変えていくということで、人も物も運べるようにしたロケットを開発しています。これがスターシップというロケットで、2020年に打ち上げて国際宇宙ステーションにドッキングさせています。
そして、スターリンクですね。宇宙開発とインターネットのリンクになります。現在の私たちインターネットユーザーは必ずプロバイダ会社を介していますが、政府がプロバイダ会社を押さえてしまったら、そこで情報を取捨選択できてしまいます。現在でもすでに中国がやっていますね。
ですから、プロバイダ会社を介さずに人工衛星を使って直接個人と個人を繋ぐことができれば、もう国家がいらなくなるような、国家を超えた計画になってきます。
このスターリンク計画は、1600機の人工衛星を打ち上げて地球を網で覆うような感じにしてしまうもので、すでに始まっています。私たちもアンテナを購入すればすでに使えるのだそうです。
これは世界中をインターネットで繋いだとしても、国の規制が入らないというところがあるのでしょうが、イーロン・マスクの思想がやはりリバタリアンですので、いかなる国家権力にも属さずに生きていきたいというのがあるのでしょうね。
最近話題になったのが、ウクライナ戦争が始まったときにイーロン・マスクがウクライナに対して、「スターリンクシステムを無償で提供しますよ」と言ったら、ゼレンスキーは大喜びだったそうですね。
ただ、ロシア側のプロパガンダが流れてきては困るので、それは規制してくれといったら、イーロン・マスクはきっぱり「しません！スターリンクは一切の規制をしません！」と言って突っぱねたそうです。このあたりがイーロン・マスクは原理主義的な自由主義で、一方に加担しないのですね。
このスターリンクシステムは世界中の独裁政権にとって、ものすごい脅威になってくるのでしょう。
スペースX社の最終目標としているものは「火星移住」、たとえ地球が滅んでも火星の人類が生き残るというプランなのですね。
さらにイーロン・マスクはこう言っています。
・火星は現在人口がゼロである
・つまり、人は多い方がいい、どんどん増やせ
・逆に地球の人口減少は心配だ
・人類にとって脅威は人口減少である
そんな中で日本の心配もしています。
・人口減少の流れで、日本が心配だ
・何も手を打たなかったら、日本がなくなってしまう
・日本がなくなると、それは世界にとって損失である
・だから日本人はもっと子供を作りなさい
・当面の少子化で困っていることがあったら、そこはロボットで埋め合わせるから大丈夫
端末を脳に埋め込む技術が実用化されるようになったら、歩けなくなったご老人をシャキッと動けるようになるかもしれません。今後10年くらいで実用化できるのではないか？と、ホント世の中の変化は激しいですね。
さて、次回はついにTwitter買収の話に迫っていきます！！！
今日のTwitter(しぅく)
しぅくさんを見ていると、やはりおっ○いって偉大だなぁって思います♪しぅくさんの魅力を倍増させていますよね💗
平均的にみても大きい方が増えてきていますよね。あれってなんでなんでしょうね？食べ物なんでしょうか？
コメント