#209 世界的な巨大ビジネス

このあたりの話はえびすの本業に関わってくるところなので、科学の本質はわかっていつつも、世の中が本質の通りには動いていかないので、どういう動向になりそうなのかは気になるわけです。

アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。

地球温暖化・・・って何?

70年前、環境が問題になった

地球温暖化って、まぁこのあたりのお話は要はメインの目的が別にあって、それを動かすための世論形成に使われている、よくある話ってことですね。

武田先生は科学者ですから、その視点で忠実に語っておられると思います。

環境問題というのは、人間にとって害があることが初めて対象になるのですが、これがやっぱりお金になるんですね。

環境が人間に悪影響を与えることがあると初めて認識されたのが1952年12月に発生したロンドンスモッグで4日間で4000人、翌年4月までに1万人が亡くなる史上最悪規模の大気汚染による公害が起こります。

ここから大気汚染防止の流れが世界的に起こってきます。この事件が起こるまでは工場排煙がモクモクとでてくる様子は人間活動の活発さの象徴とか好意的に報じられていたそうですよ。これが今から70年ほど前の世界の常識だったわけですね。

環境で世論を動かせばお金になる

これで、環境問題で大きく世論が動くとわかったので、これを活用していこうと意図的に仕掛けられたものが1972年の石油ショック。石油ショック前の原油価格が1バレル2$、これが石油ショック後に安定した価格が約1バレル24$、ざっと12倍になったわけですね。

これは1960年代に石油メジャーの米英仏のセブンシスターズが「あと30年で石油がなくなる」ということを大学や作家にお金を配ってどんどん言わせて世論形成していった背景があるようです。

これがバレたのが1980年、資源学の学会では石油はいっぱいある、シェールガス・シェールオイル・シェールコールが無尽蔵にあるということが発見されていて、約4000年分くらいはありそうだということがわかってきたので、ヨーロッパではもう石油がなくなるという話はできなくなってきたそうです。日本では未だに信じている人がいるようですが。。。

地球温暖化の誕生

1988年6月にアメリカの上院の公聴会で地球温暖化の会議が開かれて、CO2によって地球の温度が上昇してきて50年経ったら住めなくなると発表されました。

これは小麦の生産量が落ちてシカゴの穀物相場が急騰したことがあって、小麦の生産量が落ちたのは工場が出すCO2によって気象が変動するからだ、と言って工業の責任にして穀物相場で損した分を補填させようとする目論見があったようです。

そこで、1988年12月にIPCC(地球温暖化パネル)が国連にできます。たった半年で、早いですね。

裏には原子力推進があって、当時原子力は反対運動に苦しめられていたけど、原発よりも怖いもの(地球温暖化)が出てきたということで、それに比べたら原子力はいいんじゃないかって持っていこうとしたわけですね。

ということで、原子力を推進したい各国が地球温暖化賛成に回って、今の地球温暖化に至るというわけですね。

ホント、欧州はこういうルール作りがうまいというか、そこにモラルがないというか、基本的に植民地支配していた時の考え方のままということを認識しておいた方がいいですね。

日本にとってのCO2排出

日本は世界でほぼ唯一の「温暖化ガスを出しても温暖化しない国」なんですね。それは、日本が出すCO2は、周りが海なのですぐに吸収されてしまいます。特に太平洋は温帯で溶けているCO2が少なくて、世界の海で一番CO2が不足しているのが日本の東だそうです。

日本の東は漁場になっていますが、なぜ漁場になっているかというと海水中CO2を植物性プランクトンが食べて、植物性プランクトンを動物性プランクトンが食べて、それを小魚が食べて、それをタイやサンマが食べるから、なんですね。そういう意味で日本にとって海へのCO2の供給は必要なことなんですね。

こういう本質的な日本人の生活に関わるところもちゃんと考慮して、かつ世論の批判を受けないようなエネルギー政策を日本は示すことができる環境はある、ということですね。

もう世界で表でも真面目にCO2排出抑制をやっているのは日本だけではないかなと思います。そういう体裁にしているだけでも、日本の将来への投資を無駄にしているわけなので、ホント政府はうまくやってほしいものです。

TOYOTAの選択した道

地球温暖化の流れで、ガソリン車から電気自動車(EV)へという流れがありますが、さすがトヨタですね。

トヨタが言っているのは、脱炭素の選択肢としてはEVだけではないですよね、ということで、EVの不都合な真実をちゃんと指摘してくれています。

<EVの不都合な真実>
①公共充電設備で充電するには8~30時間かかる

②米国では、連邦政府が掲げるCO2を出さない自動車販売目標の達成には2030年までに120万カ所の公共充電設備が必要でそのためには毎日400カ所の充電設備を申請しなければならない。

③2035年までに想定されるバッテリー需要を満たすためには300カ所以上の新たなリチウム・コバルト・ニッケルなどの鉱山が必要

④航続距離の長いバッテリー搭載EVに使用される原材料の量があれば、プラグインハイブリッド車は6台、ハイブリッド車は90台生産できる。

6月の株主総会での豊田章男会長再任に、海外機関投資家の一部が反対票を投じて、抵抗をしているようですが、まぁ、実質的なメリットのないEVは、、、厳しいでしょうね。

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