#286 「インボイス」という大増税① 

今年の2023年10月からインボイスが始まるのってご存じですか? これって、結局のところ大増税になっているって、ご存じですか?

ホントね、今の政権に日本を任せていたら、日本潰れますよ。

アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。

「インボイス」という大増税

消費税とは?

インボイスを説明するには、まず消費税について説明する必要があります。消費税に関する国民の認識はこうですよね。

・100円のものを買って消費税入れて110円を払います。
・お店はお客から預かった消費税を集めて税務署に払います。

藤井聡先生
藤井聡先生

これがウソなんです。

これ、藤井先生が勝手にそう思っているというわけではなくて、裁判で確定しているのだそうです。ここから、ちゃんと理解していく必要があります。

消費税を払っているのは誰か?それは、お店ですね。事業者なんです。消費者ではありません。(#244 意外と知らない消費税の実態

そもそも、価格の表示で税込価格、税抜価格という表現が消費税を間違った理解にさせようという意図が現れているもので、おかしなものなのですね。

先の例ですと、消費者は110円の価格のものを買っているにすぎません。お店は原価、人件費、光熱費、法人税・所得税・消費税・・・などの税金、利益もろもろを含めて価格を設定しているわけです。

それなのに、消費税だけ価格の内訳としてレシートに表示するわけです。おかしいですよね?

その消費税がどういう風に決まっているかというと、「価格の1/11 が消費税、10/11がモノの値段」ということにしてレシートに記載されています。

敢えて消費税だけ書かせて、消費者に消費税は自分たちが払っているという幻想を抱かせているわけです。

消費税は法人税の一種で事業者が払うものですが、消費者が払っているように見せるためにわざわざレシートに示すように、財務省が指導して書くようになっているようです。

この消費税は本当は付加価値税と呼ばれます。

<付加価値税(VAT)>
日本の消費税のようなもので、EUやアジアなどの国で物やサービスの購買時に課せられる間接税のこと

日本の消費税については、裁判によって付加価値税であることが認められています。つまり、預かり金ではない、と。

 

消費税の詳細については、以下の書籍(藤井聡、森井じゅん)に詳細が記載されています。

消費税減税 ニッポン復活論 (ポプラ新書 230) [ 藤井 聡 ]価格:1,045円
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感想(2件)

ここから、公認会計士・税理士の森井じゅんさんがゲストとして登場されています。

森井じゅんさんいわく、消費税は百害あって一利なし、即刻廃止すべき だそうです!!

消費税はわかりやすいから間違えやすい、100円のものがあって消費税が乗って110円になります、という算数の教科書的なストーリがあって、わかりやすいところに引っ張られてしまうのですね。

価格の設定というのは本当はどうやって形成されているのか、というのを見ずに簡単なストーリにされてしまっている。

今、日本人の生活が全然良くならないのは、ひとえに経済政策が間違ってきたから、ですね。日本は消費税を導入して約30年、日本国民への経済制裁をずっと続けているのですね。

<消費税の役割>
・雇用破壊
・経済基盤の破壊

ある裁判で、消費税を払っているがそのお店は免税事業者なので、自分が払った消費税が国庫に納められないことになっていてネコババをしている。そういう仕組みがおかしいということで、政府を訴えた裁判がありました。

先の消費税のストーリですと、消費税は預かり金で消費者が納税する位置づけの直接税になります。

ですが、判決は「払ったお金は消費税相当分であろうが何であろうが対価の一部に過ぎない」とでています。

サラリーマンの所得税などは、事業者が預かって納付しますので、これは預かり金なわけです。直接税ですね。

では消費税において、事業者に消費税を徴収する義務、預かる義務があるのか?というと、ないわけです。「無い」ということが、裁判で改めて明らかになったのですね。

先の例で言うと、消費者は110円の物を買った、・・・・それだけなのですね。

消費税の成り立ち

中曽根総理のころに、売上税という名前で導入しようとしていましたが、事業者からの猛烈な反対を受けてポシャってしまったのですね。

売り上げにかかる税なんてダメだよ!!となって、受け入れられなかったのですね。

そうなのですが、消費税という名前にしたら、事業者への負担ではなくて消費者一人一人の負担で広く薄くなるというような印象になって、受け入れられたということなのです。

これで、事業者の反対がなくなったのだそうです。中身は変わっていないんですけどね。

消費者は事業者のようなまとまりがないですので、それほど強力な反対にはならなかったのですかね、よくわかっていなかったというのもあるのかもしれません。

また消費税を広める際に財務省が中小企業に説明に行った時にこういう風に説明していたそうです。

・消費税が3%になります。そうなったら、100円のものを103円で売っていいです。
・それについて、あなた方は申告もしなくていいし、納税もしなくていいです。
あなたは今までと変わらないのに、3円儲かります。

当時売り上げ3000万円以下であれば免税事業者でしたので、そういう説明ができたのですね。事業者側は今まで通りなのに売り上げがあがるなら嬉しいですよね。

要は財務省側が率先してネコババできることを説明していたわけです。ネコババじゃないんですけどね。

価格は需要と供給の関係で決まるという経済の当たり前のところを全部無視した議論で進められていったものだったということですね。

 

次回、インボイスがなぜ大増税につながるのかに迫ります♪

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天然Hカップのるるかさんです♪ やはりHになるとスゴイですね~

こんなにプルンプルンしてくれるカワイイ部下がいたらいいのになぁ~💗

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