これまで2回に渡ってインボイスが大増税につながることを取り上げましたが、インボイス登録は必要ない理由があるようです。
#286 「インボイス」という大増税①
#287 「インボイス」という大増税②
アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。
インボイス登録は必要ない理由
インボイス登録の取り下げが激増
年間売上1000万円以下の個人事業主、フリーランス等はインボイス登録すべきかどうかというところがポイントになってきますが、結論から言うとなんと、必要ない、ということのようです。
なんとですね、2023年5月に公正取引委員会が、インボイス制度への経過措置80%控除があるのに免税事業者に対して消費税分をカットさせるのは独占禁止法違反である、という意見を出したそうです。
その結果、インボイス登録の取り下げが激増しているそうですよ!
なお、公正取引委員会は、インボイス導入をめぐり、フリーランスなどに仕事を発注する事業者が、取引先に一方的な取引価格の引き下げを通告した5つの問題事例を公表し、各事業者に注意したそうです。
その事業者は、イラストレーター、農家、ハンドメイド作家、翻訳者・通訳者、漫画作家ということで、年間売上1000万円以下にあたる典型的な例ですね。
先の公正取引委員会の意見に経過措置80%とありましたが、あれは通常2023年10月以降にインボイス登録していない免税事業者が発行する領収書では経費扱いにならないのですが、経過措置80%を適用することで、3年間は消費税8%分はインボイス登録していない事業者の領収書でも認めるということなのですね。
また逆に免税事業者がインボイス登録した場合、その事業者が消費税を払うことになりますが、こちらにも経過措置があって、3年間限定で2割だけを納めればよいのだそうです。
やっていることがややこしくて、面倒なのでそもそもインボイスやめたら?って思いますが、この両者はどちらも納税額としてはそれほどかわらないそうです。ただ、インボイス登録していると納税手続きの労力が結構大変だということで、やはりインボイス登録はしない方が良いようですね。
そもそも、消費税をさっさとやめてしまえばいいのですよ!!!
LLPのすすめ
LLP(Limited Liability Partnership)とは会社形態の一つで有限責任事業組合といいます。これは、英国で2001年に導入されて大人気になり、現在米国の中小企業の9割がLLPだそうです。2人以上いればできるそうです。
LLPがどういいのかというと、LLPは法人ではないので、法人税がありません。消費税も法人税ですのでLLPは消費税を払わなくてよいということになります(パススルー課税)。ただし、組合員は収入を得ますので、個人に所得税が発生します。
<パススルー課税>
・法人や組合などにおいて発生した利益に対し、直接当該の法人や組合には課税されず、その利益の配分を受けた出資者、構成員等に課税される制度のこと。別名「構成員課税」とも呼ばれる。
なお、LLPはインボイス登録ができて、適格請求書を発行することができます。これは依頼者は嬉しいですよね。そして、その上でパススルー課税で消費税は払わなくてよいのです。
日本でも2005年に法制化されているようですが、ほとんど知られていません。税金で日本国民を苦しめたい支配者にとっては知られたくないでしょうからね、積極的には出さないですものね。
これをうまく使えば、実質消費税がない日本を作ることができないのかなぁ?
まぁ色々とややこしいことをせずに、明日から消費税無しでイケたらなぁって思いますね♪
今日のTwitter(ないる)
とても可愛らしいコスプレイヤーのないるさんです♪
ないるさんはなんと普段はOLをしながら、コスプレイヤーをやっています。ないるさんがいるオフィスっていいなぁ~、羨ましい♪
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