8月はやはり何かしらで歴史を振り返るような時期なのでしょうね。非常に勉強させてもらえる動画が多くアップされています。
アラフィフ単身赴任サラリーマンのえびすたま剛です。
歴史を喪失した民族
歴史とは?
藤井厳喜先生の歴史学のライブ講座が8/19にあるということで、その導入動画になっていますが、藤井先生の熱を感じられる言葉が聞けました。
<藤井先生の問いかけ>
一般的に歴史に関する書籍は図書館などに山ほどありますが、歴史というものはあなたにとってどういう意味があるのですか?
個人レベルに落とし込むと個人史ということになりますが、自分の父親、母親のことは知っていても、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんの話になると意外に知らなかったりすると思うのです。
そこで、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんが、日本が歩んできた歴史の中で、どういう思いで生きてきたのかということを知ったときに、これまで自分に至った歴史を身近に感じることができて、今を生きている私たちは覚醒するわけですね。
当然ながら、そのような想い・歴史がファミリーレベルだけではなくて、日本民族全体にもあるわけです。
「歴史」というと、学校で歴史の授業でひたすら年表を覚えるイメージがないでしょうか?それで、意味がよくわからないけど覚えておけば、とりあえずテストの点は取れるという、そのレベルの内容ですね。
でも、この内容にはその時代の人たちがどういう思いで生きていたのかということが一切抜けていますね。
藤井先生は言います、「歴史で一番大事なのはこの部分だ、精神史だ!」と。
その時代その時代の人々が生きて死ぬまでに、どういう思いで生きてそして次の世代にバトンタッチしてきたのか、という心の連続があるわけです。
DNAの繋がり、血の繋がりで見ると、例えば第10代目ほど前のおじいさんが子供を作る前に亡くなっていたら、今ここに自分はいないわけです。生物として存在できなかったわけで、これはこれで大事なことです。
それと同じで、想いの繋がりも伝わらないと本当の歴史にはならないのですね。
想いの繋がりの歴史の伝承
第二次世界大戦で敗戦した日本はGHQ主導で歴史を失われてきています。今や、歴史を喪失してしまった民族となっています。
私たちの先祖がどういう風な想いで日本をいい国にしていこうと代々奮闘されてきたのか、ということが現代の私たちにほとんど伝わっていません。
歴史の教育が、それら想いの抜けた年表を覚えるだけのものに変えさせられてしまった。戦前は「国史」と言っていたそうですが、それを教えなくなってしまったというか、教えることができなくなってしまったのですね※。
※【補足】日本の良いところが抜けた歴史教科書しかない状況を憂いた竹田恒泰さんが、日本の良いところもちゃんと盛り込んだ教科書の作成に取り組んでおられますが、如何に日本の良いところを入れるのが難しいのかを物語ってくれています。現状まだ検定合格には至っていません。
中学歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 竹田恒泰価格:4,372円 (2023/8/21 00:38時点) 感想(0件) |
歴史を忘れさせられた民族、歴史を失った民族はやがて滅びていく運命にあります。
日本は悪い国だったの?
大東亜戦争では日本は悪い国だったということになっていて、この8月にはマスコミが大キャンペーンを毎年毎年行っています。
この戦争に日本の大義はなかったのか?
そんなことはありませんね、立派に大義がありました。1943年11月に日本は大東亜会議というアジア地域の首脳会議を東京で行っていますが、この会議でなぜ日本が今この戦争をしているのかということを世界に宣言しています。
有色人種の人たちが初めて一同に会したこの国際会議で、アジアを欧米の植民地支配から解放するというその大義のために今の戦争はあるのだということを日本は宣言していますが、この事実を学校の授業で教わることはありませんね。
国の想いの歴史を語るうえで欠かせないのが特攻隊の存在と思います。特攻隊が残した遺書は日本人であれば涙無しでは読めないと思います。
特攻隊として亡くなっていった方々が、軍国主義者でバカな人たちだったのか?本当にそうでしょうか? 特攻隊が残した遺書を読んで、その方々の想いがどうであったのかを考えたら、とてもそのような言葉は出てこないと思いますよ。
特攻隊そのものは8月15日に終わりますけれども、日本の敗戦が決まった後もお亡くなりになった方々が約560名いらっしゃるそうです。敗戦に対して責任を負うと言って自決した軍人が多かったようです。家族4人親子で心中された方もいらっしゃったそうです。
心のバトンタッチ
この方々がどういう想いで亡くなっていったのか、どういう想いを私たちに託していったのか、そういうことがわからないと歴史を知っているということにはならないのではないでしょうか?
その時代その時代に、この日本を何とかしていこうと命をかけてきたその想いをつないできた、その想いを受け止めてさらに後世につないでいくことが歴史を生きるということなのでしょうね。
私たちの先祖がいて、命のバトンをつないでいっています。併せて、心のバトンタッチもあって、今私たちがこの日本に立っているわけです。
そのバトンの意味が分からなければ、今自分たちがこの国に生きている意味も価値も何をつないでいくべきなのかもわからないですよね。
バトンの意味や価値が分からないので、「自分さえよければ・・・」という考えになってしまう。支配者の下僕の中には、高学歴でインテリな方々が多くいますけどね、国民がどうなろうが「自分さえよければ・・・、自分たちの組織さえよければ・・・」になっていないですかね?
今の日本のおかしいところを突き詰めていくとやはりこのような教育、心のバトンタッチに行きつくのだろうなぁと思いますね。
今日のTwitter(三丸さーや)
今年に入ってよく見るようになったさーやさんですが、コスプレのバリエーションがスゴイ多いですね~♪ これ、毎回準備するだけでも大変だろうなぁって思うんですけどね、そのおかげでホント毎回新鮮な感じで見させてもらっていますよ!
コメント