「どうも~、支配者でぇ~す♪」に抵抗するような方が、東京大学にまだいたのですね!!
アラフィフ単身赴任サラリーマン えびすたま剛です。
日本の食品ってこんなにスゴイ
2019年11月の外交防衛委員会での参考人意見陳述の切り抜き動画ですが、元農水省官僚の鈴木宣弘東大教授が戦っておられます。
鈴木宣弘先生は長年日本の食糧問題について、特に対米国について、様々な警告を発せられている方ですね。
以下は参考人意見陳述の抜粋になります。
<日本の農業が交渉カードにされた>
・日米FTA協定の日本側の合意内容の中に、米国が将来にわたって特恵的な待遇を強く要求する、と書いてある。米国が一度日本から得た合意内容を破棄したりしない。
・交渉官が記者会見でこれから自動車の交渉をするにあたって、日本の農産物は大分余裕があるので、それをカードに使うと言っちゃっている。
・米国が20%の自動車関税を発動させないとは協定内にどこにも書かれていないが、本当に約束されたのか?EUは25%の自動車関税で脅されたが犯罪行為であるとして対抗したが、日本は農業を生贄にして譲歩してしまった。これはWTO協定違反の犯罪行為である。
・日本側の農産物関税撤廃率は72%、米国は1%。自動車も農産物も失っていて、日本の完敗である。
<日本が買っている牛肉>
・2035年くらいに牛肉・豚肉の自給率は1割台になると予想されている。米国の肉が安い安いと言っているうちに、米国の牛肉のエストロゲンは600倍入っているとか、成長促進剤のラクトパミンなど、乳がん、前立腺がんとの関係が強いと言われている物質が多量に含まれている。
・米国牛は十分検査がされずに流通しており、狂牛病にかかった牛が入ってくる恐れがあるが、米国牛肉の輸入を全面解禁した。
<遺伝子組み換え食品>
・遺伝子組み換え食品については、米国からの要請を受けて「遺伝子組み換えでない」という表示を2023年に禁止することが決まった。
・ゲノム編集については米国の要請を受けて完全野放し。
日本人が遺伝子組み換え食品のモルモットにされている話はけっこう聞きますね。
自分でコントロールできる分は対応できるかもしれませんが、加工品や外食する分は仕方がないですね。。。基本は素材を買ってきて調理でできるだけ除去した形で食べる、ですね。
<日本の食品添加物の基準値>
・米国トウモロコシ、大豆、小麦に直接かけられている除草剤をもっとかけないといけないということで、日本人の安全基準値をもっと高めろと言われて、高めてしまった。
・防カビ剤であるイマザリル、OPPなど収穫後に農薬をかけることは日本では禁止されているが、食品添加物として無理やり認めることで、米国から運んでくるときにかけてもいいことになっている。
・その表示義務について、米国に対する差別であるとして、表示の廃止の議論が行われている。
・価格は安いが、病気になるリスクを高めて寿命を縮めて、全体で見てどこが安いのか??
諸外国が食品添加物の基準をどんどん厳している中で、日本だけが言われるがままどんどん緩和していっていますね。
合法的に日本に入ってくる米国産って大丈夫なの?って感じがしています。今後の日本人寿命の推移が気になります。
<日本の食料自給率>
・国民の命を守り、国土を守るにはどんな時も安全安心な食料を安定的に国民に供給することが不可欠である。
・「農は国の基なり」そのためには自給率をしっかりと維持していく、これが世界の常識。
・食を握られることは、国民の命を握られ国の独立を失うことだ。
・それを肝に銘じて、真の安全保障の一角を担う
<対米交渉の責任>
・今までの経緯を見ていると、国会議員や官僚が国会で発言している内容が後になって違ってきている。
・その時に誰も責任を取らなくてもいいというシステムそのものに問題があるのではないかと思う。
①TPPに参加しない ⇒ 参加
②重要品目は守る ⇒ 守らなかった
③日米FTAを避けるためにTPP11だ ⇒ 日米FTA協定合意
今回は鈴木氏の主張を取り上げましたが、食は立場によって色々と正論が変わりますので、まずは最終的に食するところが興味の優先順位が高いので、それらを中心に情報収集していきたいなと思っています。
鈴木先生のような、支配者がやろうとすることに抵抗する方は、全然関係ないことで退場させられる可能性が大きいかなと思います。
「マスコミは「酪農ムラの御用学者」に騙されている」
山下一仁(キヤノングローバル戦略研究所)
(PRESIDENT Online掲載内容, 2023年5月17日付)
酪農に関するバトルです。
最終的な目標は食料自給率を上げていかないと日本は危ないという考えは同じということのようですが、手段が異なっているようですね。その手段が鈴木さんが現実的で、山下さんの方がやや理想的すぎのような感じがしますね。
あまり詳しく調べていないので、ここまでにしておきますが、エネルギー関連で例えると、山下氏が脱原発、再エネ推進派、鈴木氏が現状インフラの活用(火力、原子力主体)という立場での国内自給率の向上という感じになるでしょうか。
このあたりはもうちょっと調べてみたいと思います♪
↓ 山下一仁(キヤノングローバル戦略研究所) vs 鈴木宣弘(東大教授)
今日のTwitter(純米あやの)
コスプレイヤーの純米あやのさんです。
身長180cmってこれまた高身長ですが、とてもバランスが取れた身体をされていますね♪
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